仕事に行くのが嫌な看護師の解決策

仕事に行くのが嫌な看護師さんへ

あなたが仕事にいくのが嫌な理由は何でしょうか?

  • 忙しすぎて心身が疲れている
  • プレッシャーで押しつぶされそう
  • 仕事でミスをしてしまった
  • 自分の頑張りが評価されない
  • 職場の人間関係で問題がある
  • 休み明けで何となく行きたくない

理由はなんであれ問題を解決しなければ、この先もずっと嫌な気持ちのまま過ごすことになります。

仕事が楽しみならば人生は極楽だ。仕事が義務ならば人生は地獄だ。

19〜20世紀ロシアの作家 マクシム・ゴーリキー

人生において働く時間は大半を占めます。
仕事が嫌ならまさに生き地獄でしかありません。

日本では忍耐が美徳とされています。

「少なくても3年は同じ場所で働かないとダメだ。」
とは日本人なら誰もが聞いたことのあるフレーズでしょう。

私も新人ナースのときには両親にも言われましたし、病院でも言われました。
「石の上にも3年」や「継続は力なり」は日本人が好きな言葉ですよね。

確かに辛抱することは必要かもしれません。
我慢した結果、努力が報われることもあります。

しかし、間違った方向に突き進んだらどうなるでしょうか?

  • 立ち直れないぐらいのダメージを受ける
  • 命を落とすことだってある

大げさだと思いますか?
でも、実際に起きている現実です。

立ち直れないぐらいのダメージを受ける

最も多いのが人間関係のトラウマです。
仮に辞めて次の職場を探すときにも、このトラウマはあなたを困らせます。

病気になり数年間働けなくなった看護学生時代の友人

病気になり1年5ヶ月間働けなくなった看護師がいます。
この看護師は看護学生時代の友人で、私とは別の病院でしたが良く話を聞いていました。

彼女はプリセプターから毎日のように執拗なまでにミスを責められ体調を崩してしまいました。
仕事を辞めてから1年以上も就職活動が出来ませんでした。

何度も就職活動をしようとしたらしいのですが、新人時代のことを思い出して踏み出せなかったそうです。

耐えることは重要かもしれません。
しかし、辞める勇気を持つことも同じぐらい重要ではないでしょうか?

彼女に辞める勇気があれば、別の病院で働くことが出来たと思います。

今の職場を選んだのはあなた自身です。
だから少し厳しい言い方をすると「あなた自身も反省する」ことが必要です。

  • なぜ今の職場を選んだのか?
  • どのように今の職場を探したのか?
  • しっかり探せていたのか?
  • 今の職場のことをどうやって調べたのか?

一度振り返ってみましょう。
反省したら後は前を向くだけです。
後は次の仕事探しでその経験を活かせば良いだけなんですから。

命を落とすことだってある

20代の若さで過労死をした看護師がいます。
日本看護協会は2009年4月に「交代勤務をする看護師の23人に1人が過労死の危険性あり」と報道しています。

この報道は2008年に24歳および25歳の看護師が交代勤務および残業時間の影響で死くなった労災と公務災害を受けて調査した結果に基づいて報道されました。

致死性不整脈で亡くなった24歳の看護師

2007年5月の当直明け朝、手術室のストレッチャーで意識不明になっているのを同僚の看護師が発見。
同日、致死性不整脈で亡くなった。当時24歳の若さであった。

月80時間以上の残業に加えて、月4回の当直勤務、休みの少なさが影響していると労災認定を受けました。

病院側は死因と勤務との因果関係が不明と主張。
病院側の残業時間の記録は亡くなる前の前月(4月)が32時間、5月が15時間としていた。
しかし、実際は4月が95時間、5月は100時間の残業をしていた。

クモ膜下出血で亡くなった25歳の看護師

2001年2月、準夜勤を終えて帰宅後、激しい頭痛を感じた看護師のAさんは同僚に相談し救急車で勤務先の病院に搬送。
約1ヶ月後の3月に脳動脈瘤破裂によるクモ膜下出血により亡くなった。当時25歳という若さであった。

病院の報告では月15〜20時間の残業時間であった。
しかし、実際は月平均52時間であり、交代勤務の次勤務までの時間は5時間程度しかなかった。

退職した看護師仲間の支援や医療従事者の労組、ご両親の頑張りで亡くなってから7年9ヶ月後に公務災害の認定を勝ち取った。

上記をみてみれば分かると思いますが、どちらも病院側は反論しています。
あなたがどれだけ頑張っても病院は助けてくれません。

変則を含む2交代、3交代に加えて月の残業が50時間を超えており、一向に改善される気配のない職場は早く辞めた方が良いでしょう

こんな職場なら辞めてしまえ!

  • 職場環境が劣悪で改善する取り組みすらない病院
  • 人間関係がギスギスしていて周りに無関心な病院
  • 職場に憧れるような先輩がいない職場
  • 自分のキャリアが全く描けない職場

看護師の成長に必要なもので最も重要なことは「環境」です。
働く環境が良くなければ良い仕事は出来ません。

もしも上記に当てはまるような職場なら自分の将来を今一度考えるべきと言えます。
ただし今の職場を選んだプロセスは大いに反省すべきです。

良い転職先を探すために

  • 自分の能力を客観的に評価する
  • 仕事で重要なことに優先順位をつける
  • 圧倒的な情報を調べ上げる

この3点を意識して転職活動をしてください。
求人サイトを使った転職で上手くいく人と上手くいかない人の違いがこの3つのことを実践したかどうかです。

自分の能力を客観的に評価する

あなたが最初にすることは自分の能力を客観的に評価することです。
そのためにこれまでの経験、やってきたことを全て振り返ってください。

自分の価値を知るために経験を振り返り、面接において説明できるようにします。
また第三者(ナースセンター職員やコンサルタント)との会話で、客観的な意見ももらいましょう。

ナースセンターやコンサルタントは多くの看護師と接してきているので、あなたの市場価値を客観的に評価してくれるはずです。

仕事で重要なことに優先順位をつける

仕事で最も重要としていることに優先順位をつけてください。
そして、それを求人紹介してもらうときに伝えてください。

給料、休日、勤務時間、人間関係、教育など色々とあるでしょう。
この事を伝えると相手も探しやすくなります。

尚、休日や給料、残業の少なさなど条件を優先順位として高くすることは悪いことではありません。
そのことだけは理解しておいてください。

圧倒的な情報を調べ上げる

求人票で分かるのは病院の表面的な部分だけです。
病院の中身を知ることで入職前と後のギャップを減らす事ができます。

有休消化率、残業時間の実態、認定看護師の有無や支援制度、年間休日、休日出勤の有無…など。
これらの求人票では分からないことを知れるのは人材紹介の求人サイトだけです。

はっきり言ってハローワークやナースセンターの情報だけでは足りません。
求人サイトは無料ですので、情報集めには非常に役立ちます。

特に「看護roo」というサイトは求人サイトの中でも最も詳しい情報を提供してくれます。